給料の前借りは出来るのか

お金がどうしようもなくて困っている時、給料の前借りは可能なのでしょうか。

実は会社に前借りをお願いしたとしても特別な事情のない限り、給料を前もって支払う義務はありません。

あくまでも特別な事情のない限りです。

言い換えれば、特別な事情があれば前借りは可能だということです。これは労働基準法で定められていることなのです。

給料の前借りはすでに働いた分だけ

給料の前借りでよく勘違いされている方がいるのですが、給料の前借りとは「働く前に給料をもらうこと」ではありません。

給料の前借りとは「あなたがすでに働いた分を給料日より前にもらうこと」です。

例えば、給料の支払いが末締めの翌月末払いだったとしましょう。

その場合に4月働いた分の給料は5月末に支払われるということですね。この場合に5月末に支払われる給料については法律上では前借りは可能です。

すでに4月は働いていますから当然ですよね。

ただし5月分(要するに6月末に振り込み予定の給料は)は5月中に受け取ることはできません。

なぜならまだ働いていないからです。

さらにまだ働いていない分の給料を支払うことは法律上でも禁止されています。前借りということは給料から天引きすることにあたるからです。

使用者は、前借金その他労働することを条件とする前貸の債権と賃金を相殺してはならない。労働契約法 第1章17条より

このように法律上で定められています。

会社があなたに「金を渡した分は絶対働けよ」って言っていることになるからです。これは会社の考えとか、労働者側に気持ちは関係ありません。

ただしそのタイミングでも給料の前借りではなく、ただ単に会社からあなたが借金をすることは可能です。

ややこしいですよね。要するに給料という名目から外れれば、働く前であろうとなかろうと、会社にお金のことを助けてもらうことは法律上では禁止されていないということになります。

基本的に給料の前借りが出来るかどうかは会社の判断次第

このように会社から給料の前借りをすることはは、法律上では禁止はされていません。ただし前借りは会社の義務ではありません。

だから会社から給料を前借り出来るかどうかについては、会社の判断次第ということになります。

大きな会社であれば経営者側と遠すぎますし、社内規定などもあるので正直いって難しいでしょう。直接社長と話ができるような中小企業であれば、相談次第で可能かもしれません。

そして会社によっては前給制度というものが福利厚生として用意されている場合もあります。

前給制度とは銀行側でお金を管理して、従業員が会社に相談することなく給料の前借りをできる制度です。

こういった制度があれば、簡単に前借りができるため一度社内に前給制度があるかどうかを調べておきましょう。

会社に前借りの義務が法律上発生する場合もある

前借りが法律上で会社の義務として決められていることもあります。

労働基準法でこのように定められています。

使用者は、労働者が出産、疾病、災害その他厚生労働省令で定める非常の場合の費用に充てるために請求する場合においては、支払期日前であつても、既往の労働に対する賃金を支払わなければならない。労働基準法 25条より引用

要するに、「労働者の緊急時であれば、給料の前借りをお願いされたら支払わなければならない」ということです。緊急時とは

  • 出産
  • 疾病
  • 災害

などですね。他にも厚生労働省の定める非常の場合と書いてあるので、不確定な部分も多いのですが、本人か家族がなにか事故や病気などになった場合には前借りは合法になるといえるでしょう。

ただし法律事態を知らない経営者もたくさんいるので、通じない場合もあるかもしれません。

まずはあなたが会社に前借りお願いすることができるか

法律上のお話をしてきましたが、まずは会社にあなたが給料の前借りをお願いできるかどうかです。

正直会社にそういった事情はしられたくないものですし、うわさというのはすぐに広まるので会社にいづらくなってしまう可能性も高いでしょう。

会社にお願いすることができるなら一番いいのですが、私はお金がなかった時期に会社ではなく銀行からお金を借りてなんとかしのいでいました。

銀行ってそんな簡単にお金貸してくれるものなの?ってと思うかもしれませんが、固定の収入があればカードローンである程度のお金は借りることは可能です。

もちろん利子はありますが、10万円借りて1年間で1万円いかない程度です。そもそも給料が入ればすぐに返せば利子はほとんどないので、すぐに返せる人はすぐに返してしまった方がいいでしょう。

あなたの本当の市場価値を知っていますか?

このMIIDASを使うと、今のあなたの市場価値がわかります。

簡単なプロフィールを埋めていくにつれ、合致した企業数や想定オファー年収が表示されます

7万件の転職実績から、あなたと同じ職種と経験の人がどんな条件でどんな企業に転職しているかがわかります。

面倒な職務経歴を打ち込む必要はなく、スマホでタップしていくだけで簡単に市場価値がわかるのもいいですね。あなたの価値を気軽に調べてみてください。

サブコンテンツ

このページの先頭へ