派遣社員は正社員とどう違うのか。

第二新卒のように社会経験も浅かったり未経験の職種への転職、転職で内定をもらうのが難しいので派遣社員という選択も出てくると思います。

ここでなにも考えずに派遣社員の道を選ぶと、将来大変なことになる可能性もあります。

転職をする上での派遣社員と正社員の違いについて書いていきます。

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正社員と派遣社員の法律的な違い

まず正社員というのは、期間の定めのない雇用形態ですね。基本的には1日8時間で週40時間の勤務をする社員のことを言います。

そして雇用契約も実際に働いている会社と労働者の直接契約ですので、

  • 特別な場合を除いて解雇はできない
  • ボーナスが出る
  • 有給がある
  • 各種保険に会社の経費で入ることができる

という特徴があります。

そして派遣社員の場合は働く会社との直接契約ではなく、あくまで所属しているのは派遣会社であり、勤務先とあなたとの契約はなにもありません。

したがって、会社同士での契約であり、勤務先は派遣会社のサービスとしてお金を払ってあなたの労働力を購入しているだけなのです。だから派遣社員は

  • いつでも解雇をできる
  • あなたの意志は関係がない
  • いつでもすぐに人材を調達できる

という労働力なのです。

出世は絶対にできません

出世ができるのは正社員だけです。

もともと派遣社員は緊急時の労働力としてなので、そもそも重要な仕事を任せられることはありませんし、重要な仕事を教えたからといって、ずっといてもらえる保証もありません。

だから将来出世することを狙っているのなら派遣社員はもってのほかです。

求職者として派遣社員をどのように利用するか

では転職をするときに派遣社員のメリットはないのかというとそういうわけではありません。

例えばそもそも出世するつもりもなく会社で、働いてある程度の給料がもらえればそれでいいと思っているのなら、派遣社員ほど楽なものはないでしょう。

給料の水準は普通に働くより高くなりますし、正社員と違って残業代は必ず出ます。これは会社同士の契約ですので、勤務先もごまかすことはできません。

そして未経験の職種に就きたい場合も派遣を利用して経験を積むということはできると思います。

特に事務系の職種に未経験から正社員で入社するのはほぼ不可能でしょう。

そこで派遣社員を利用して経験を積み、3年ほど経験したあとに正社員としての転職活動をすることで正社員として事務職で転職することも可能です。

女性から見た派遣社員

女性からと男性からの視点では派遣社員というものは全く違っています。

男女差別をするわけではないのですが、男性の場合は結婚をすると家族を養っていく必要もあり、さらに両親への挨拶をする場合に派遣社員だと難色を示されることもあります。

そういった面での将来性などは派遣社員にはないと思われているのが現状なのです。

ただし女性にとってそういった将来性という部分を省いて職業を考えることができます。

だからスキルに自信を持っていたりする女性にとって、

  • 責任を持たなくてもいい
  • 残業も少ない
  • 転勤もない

という派遣社員は、プライベートの充実や家庭へ重きを置くことができるので、魅力的な職業だといえるでしょう。

実際に今派遣社員として働いている女性の半分はこのまま派遣社員として働きたいと考えている人が半数をしめます。

派遣社員と正社員の違いは優劣ではなく求めているものの違い

単に正社員が良くて派遣社員が悪いというものではありません。ただし

  • 出世
  • 昇級
  • ボーナス
  • 安定

というものは派遣社員では求めることはできないでしょう。

ただし、プライベートや家庭を重要視する場合は派遣先を自由選べることも多く、

  • 勤務地の近さ
  • 自由な時間
  • 専門的なスキルの向上(未経験からでも)

という点では派遣社員にメリットがあります。

正社員にこだわるべき?契約社員や派遣社員って実際どうなの?にも書いているように、契約社員でも同じようなメリットはあります。

派遣社員では勤務地が良く変わることもあるので、そういった部分を天秤にかけてどの雇用形態で働くかを考えてみてもいいでしょう。